適正な労働時間とは?

2015年4月25日

お元気様です。
長時間労働とは何時間?ふと思いました。過労死基準とかメンタルヘルスとか一定の数字を基準にしているものがあって、それを超えてはいけないというのは当然と言う前提。
その基準の範囲内だと何時間が長時間労働なんだろうか?ここできちんと前提をそろえたい。例えば土日祝休みで1日8時間労働だと月平均163時間位、週休2日で1日8時間だと月平均173時間くらいの労働時間になる。要するにこの時点で10時間の差がある。残業時間を同じ時間したとすると残業時間は同じなのに後者の方が働いているということになる。だから実は残業時間の長短だけでは考えに漏れがあるような気がする。さて、本題、では適正な労働時間は何時間なのか?僕個人の考えは労働時間=能力開発の時間だと考える。だから極端に労働時間が短いと能力が向上していっているという成長感が得難くなっていろんな意味での欲求を満たせなくなるのではないかと思う。結果満足感がない、ただ、生活費を稼いでいるみたいなこのになってしまうような気がする。違う視点からは自己成長以外の欲求もあって、たとえば趣味とか家族の時間等それらの欲求も満たせるような時間が取れなくてはこれも満足感がない、幸福感が無いということになると思う。だから、適正な労働時間と言うのは本当は個人ごとに違っていて仕事での満足感と仕事以外の幸福感が交差するところがその人にとっての適正時間ということかな?でも会社は組織で動くから個人毎には労働時間を設定できない。要するに採用で会社の労働時間と本人の適正時間が近い人をきちんと選んだり、会社が柔軟な運営をしていくというのが今後大切になると思う。

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