最大のチャレンジは働き方改革

2016年9月20日

お元気様です!!今日は雨ですね。また、台風が来てるみたいですね、備えあれば憂いなしです!!さて、今日は、経済財政諮問会議で、安倍総理大臣が「最大のチャレンジは働き方改革だ」と述べたことについて、労働基準法を扱う社労士としての立場から、一言。そもそも労働基準法は、1947年(昭和22年)に制定された訳なんですが、労働者保護のための法律です。これは、資本を持っている人(経営者)とそうでない人(労働者)のは、大きな力の格差があったため、あまりにもひどい労働をさせないようにしたわけです。しかし、現代においては、あまりにひどい会社はブラック企業として、有名になってしまうし、労働者も転職という選択肢があります。正直、労働基準法が成立したときに保護しなければならないと考えていた労働者と、現在の労働者はちょっと違うのかなと思います。これは、余談ですが、僕の顧問先何社かに労働基準法がなかったら、もっと働かせたり、給料安くしたりしますか?って聞いてみたんですが、全員そんなことはしないって回答です。それはそうですよねって感じです。では、なぜ、いま、長時間労働とか、残業代未払いの問題があるのかと考えるとそれは、労働基準法が時代にあわなくなったのかなぁ~~って思うんですよね、グローバル化が進んだり、労働力の流動性が高くなったり、産業構造が変化したり、結局、労働基準法自体が時代に合わなくなったきたってことだと思うんですよね。ま~今後どうなっていくのかをよく注視しながら僕も時代に取り残されないような感覚や知識を持たなければなりませんな!!

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